ゆふ高原線とは?



まずはじめに

ゆふ高原線とは、大分県大分市と福岡県久留米市を結ぶ鉄道路線です。
途中の沿線には大分川を始め、壮大な由布岳、温泉地由布院、天領の地日田など自然や観光地が数多く点在しています。

なお、「ゆふ高原線」というのは愛称であり、正式名称は「久大本線」です。久留米と大分を結ぶから「久大本線」。というわけです。


歴史

ゆふ高原線の歴史は古いです。
1915年に開業し、その後延伸を重ねて1934年に久大「線」として全通しました。
ちなみに、久大「本線」と名称が変わるのはそれから3年後のことです。

豊後森駅には久大本線内で唯一だった機関区「豊後森機関区」がありました。最盛期には蒸気機関車21両が所属。職員は250人がいました。その後も久大本線の重要拠点でしたが、昭和45年の久大本線無煙化に伴いその役目を終えました。
現在、機関庫を玖珠町がJR九州から買い取り、保存が決まっています。また、特急ゆふいんの森号に乗車していると、機関庫の案内放送が流れます。